『藤原先生、これからの働き方について教えてください』 藤原 和博

感想

三角形モデルは、一つの成功モデルとして参考になる。
情報編集力、納得解の伝え方については、まぁそうだよね、という感じ。
コンサルタントなら日々仕事で気にしていること。)
プロフィットとコストの意識は、部下にも持たせようと思った。経営者意識は重要。 

 

メモ

0.ORIENTATION

自分の仕事の付加価値を計算する

→ 時給/総労働時間
→ 自分は今、3000円くらいか。
→ シニアレベルのコンサルタントは時給8万円と書いてあるが、計算できない。
  (年収3000万だとすると、年に375時間しか働いていないことに。)
→ とはいえ、職業により差はあり。その差は「希少性」の差。
→ 仕事を組み合わせることにより、希少性を高めることができる。
→ その組み合わせを生み出すには、「情報編集力」が必要

「信任(クレジット)の三角形」をつくる

→ 3つのキャリアの掛け算で、100万分の1の希少性に。(「1万時間で、100人に1人」×3)
→ 3つ目のキャリアは出来るだけ遠くに。(=三角形を大きく)
→ まずは底辺が大事。
→ 自由=クレジットの総量-稼ぎ出すお金

 

1.情報編集力の時代に脳をアップデートする

求めるべき解とは?

・20世紀:成長社会→21世紀:成熟社会
・ みんな一緒→それぞれ一人ひとり
・ 情報処理力→情報編集力
・正解→納得解
・正解主義→修正主義

情報編集力は「つなげる力」

→ 情報処理力はジグソーパズル型、情報編集力はレゴ型
→ という風にメタファーを用いて説明し、自分と他人の頭をつなげる
→ コツは「クリティカルシンキング」と「イマジネーション」

 

2.情報編集力の鍛え方

ブレインストーミング
② 面接(ロールプレイング)
③ シミュレーション
④ いまの世の中にないものを考える(○○という商品に付加価値をつける)

 

3.「納得解」を共有するための伝える技術

→ プレゼンテーション:相手の頭に関すること
→ 自己紹介:自分の頭に関すること
→ 自分プレゼンのコツは「キャッチフレーズ」と「ストーリー」
→ プラスとマイナスの話をする(マイナスモードは、共感を呼び、部下とコミュニケーションが良くなる)
→ ヒアリングして、相手の世界観を抽出・収集し、プラスαを加味する

 

4.「経営者意識」で飛躍する

→ 会社と個人のベクトルを見極め、ベクトルの和となる長い対角線を描くこと
→ 与えられて行うのは仕事ではなく作業
→ 社員全員が経営者の意識を持つためには、
  ・情報を徹底的に共有
  ・プロフィットとコストの意識を持つ
→ 修正主義経営/シンボルマネジメント/上下の壁を超えるコミュニケーション
→ 人生のエネルギーカーブは「富士山型」から「八ヶ岳型」